もしも純利益が永遠に0固定なら

mixi日記より転載してメモっとく。

以下2012年04月06日の私の日記より。


割安評価に役立ちそうな
配当割引モデルの簡易版みたいなもの。
備忘と改良と整理のため書き込み。
適当に書いたので相当読みにくいはずです。

というか最初にまとめとくと
純利益が永遠に0固定なら
配当割引モデルを大幅に単純化できるよ!
というお話かも。


本題:

来期の純利益の金額は誰にもわかりません。
もしかしたら黒字かもしれないし赤字かもしれない。
ましてや来期来来期の事なんて全然分かりません。
だとしたら
もしかして黒字と赤字の確率って
フィフティフィフティでいいんじゃない?
(現実は大抵黒字の可能性のほうが高くなりますが保守的に考えてます)

だとしたら
現在時点では今後永遠に純利益を0として想定するのが
合理的なのでは?


で、出てきた
このモデルの元となる最初の疑問:


もしも純利益が永遠に0固定なら
その銘柄の理論株価はどうなる?


ここからはもう簡単な話。

単純に将来得られる内部留保を源泉とした
配当を割引計算すれば良いだけ。

つまり
利益剰余金を
過去三年くらいの平均配当総額で割ったりする。

例えば利益剰余金が100で平均10で配当流出がある場合
その企業は10年間10の配当流出を続ける事になる。

これを割引計算すれば良いじゃないかという簡単なお話。


でも割引率はどうやって計算しよう?
これが面倒くさい。
企業内再投資がどうのキャップMがどうの……。


なーんてことにはならないんだ。
このモデルでは。

なぜなら企業の純利益は永遠に0だから。

つまりこの前提ならノーリスク(不確実性がない)


なので割引率はノーリスク利回りを使用するため
国債の利回りを使おう……!

というのは駄目だろう。JK。
ここはどっちかっつーとインフレ率の平均を使ったほうがいいんじゃない?
現在価値だもの。



という事で
まとめるとこうなる。

利益剰余金の配当流出平均から
インフレ率を使って割引計算をした数値よりも
時価総額が小さければ

理論上完全に割安であるはずというお話。


ちなみにさらに有利にもって行きたい場合は
企業業績が安定して+であるというのをつけて
さらに上のモデルを適用してスクリーニングすれば幸せになるかもしれない。

ちなみに
私のPFの中では
ハリマ共和物産
クリヤマ
がそれに当てはまったりします。


そんな感じで
以上のめんどくさい文章全部
私の推薦銘柄の買い煽りでした!

投資は自己責任で!


おわり。