データ分析ごっこ : そうだ、ギリシャ株を買おう

今回はインデックスのお話です。
データ振り回しますが
精度はまったく保証できません。
間違ってても知らんです。

取り入れるかどうかは
自己責任でお願いします。

しっぽノノとの約束ですよ!


〜以下本文〜


アメリカダウのインデックスPERは13らしいです。
安いですね。買います?

日経平均のPERも14.66らしいです。
安い? ですね。買いましょうか?

でも待ってください。
ギリシャ株のPERは6倍です。

超安いじゃないですか!!
買いましょう!


という事で本題です。

インデックスにおいてPERやPBR等の指標は
役に立つのか?

検証してみましょう。



お借りしてきたデータはこちらから

myINDEX:
http://myindex.jp/global_per_old.php?m=201305


12月時点での各国の実績PERで並べて
その後一年間のリターンをエクセルでプロットしました。

2011年末のPERでソート2012年末までのリターン

はい。全然関係してません。
つまりバリュー指標ではインデックスは評価できないようです。


もう一つ前のデータも見てみましょう。

2010年末のPERでソート2011年末までのリターン

はい。逆になってます。
つまり、割安なインデックスのほうが下がってます。


この
「割安なインデックスのほうが下がる」現象は
過去四年間で確認されてます。

また、PERだけでなくPBRでも同じ傾向があります。


つまり
「インデックスをPER・PBRではかるのは危険」
です。

だって買います?
ギリシャ株。